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#CAR 想いでの車〜セドリック04

  父が乗っていたセドリックは、初代のタテ目と横目。マイナー前・後で両方乗っていた。もちろん、タテ目に乗り、次いで横目だ。東京オリンピックのあった翌年までは乗っていたはずなので、発売とオンタイムになる。
 初代についてちょっと調べてみたら、型式は30型。デビューは1960年4月(昭和35年)、とある。当初直4の1500ccで、同年11月には同じ直4で1900カスタム(1900cc)が発売になっている。当初1500ccだったのは、そのころの5ナンバー(小型乗用車)の排気量枠が1500ccまでだったから。1900への拡大は、同年9月の法改正(昭和35年7月20日運輸省令第30号 道路運送車両法施行規則の一部改正、2000ccまで)に応じたモノだ。このボディが、1500ccで満足できたとは思えない。
 話は逸れるが、長さ4.7メートル以内、幅1.7メートル以内という現在も受け継がれているボディサイズの規定は、一足はやい昭和33年4月1日から(施行、昭和32年6月1日運輸省令第18号 道路運送車両法施行規則の一部改正)だ。1961年9月にはマイナーチェンジがあった。
 横目は、1962年10月のビッグマイナーチェンジによるもの。1963年9月に再び小さなマイナーチェンジ、インパネ周りかなりモダンになり、グリルが細密になっている。1964年7月に3速ATが追加され、同年9月にまたまた小さなマイナーチェンジ。1965年10月にピニンファリーナデザインの130型へフルモデルチェンジし、2000ccと直6の時代に突入する・・というのが初代セドリックの簡単な歴史だ。
 さて、父が乗っていたのは、どの年式のどのグレードだったか、というのは、現在はハッキリしない。子供だった私にとって、セドリック、タテ目(前の)、横目(新しいの)、ウチの、ヨソの、くらいしか区別はなかったのだからしかたない。そのころ撮った写真が少し残っているので、いずれ物証として生かしたいとは思っている。
 では、どちらが好きだった、いやカッコよかったかと言うと、タテ目優勢だった。今の個人的尺度では、「ゴチック様式」のまとまりが感じられる。とくに尖ったテールランプやプレーンなトランクリッドとのコンビネーションが整合している。あるいは、フロントは欄間のようにニギヤカなグリル、リヤは無地の襖みたいで、じつに日本的。表と裏のわびさびがしっかりしているではないか、ともいおうか。
 ただし、横目のほうがクルマがワイドでより近代的に映っていたことは否めない。もちろん、ボディシェルのワイズ変更はなかった。
(再掲載。初出は、NOUVELLES DU CHEVALIER JAN 10,2005 です)

 

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