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#CAR 想いでの車〜ローレル03

0492_502からの続きである。

挙動4、とするには、やはりコラム3速のかったるさ、加えてハンドルのスロー感が増長している面もあった。

後年、510ブルーバードに乗る機会があったが、そのとき改めて初代ローレルのハンドルギヤ比がスローだったと思い起こしたものだ。

はたして、そのローレルの走行距離がどのくらいだったのかは覚えていない。

これまで書いてきたように、10年落ちなり(あるいはもっとそれ以上)に傷みのあったクルマだったが、ヤレたクルマ独特の鈍重感はなく、G型エンジンも軽快に回った。

ただ、マフラーはだいぶ腐ってきていたので排気音はちょっと高かったが。

G型エンジンは、L型4気筒とも、トヨタのKやTとも異なるフィーリングで、低速トルクはちょっと足りない感じだが下からの回り方がなめらかで、高回転でもそれほどラフにならない。ギヤ比の分散したコラム3速で、パーシャルから踏み込んでもそれなりにストレスなく回る、4気筒でありながら、どこか6気等のようなフィーリングも垣間見せる不思議なエンジンだった。

だからだろうか、マフラーは腐っていても、それなりの回転をキープしているときは、実に静かに走った。

吸気系は当然キャブ。

そのキャブがある日事件を起こした。

夏の日、出かけた先でエンジンをかけようとして、セルは回るがいっこうにエンジンスタートしないトラブルに巻き込まれた。

ディーラーだったかスタンドだったか、幼馴染がどこからかメカニックの人を連れてきてエンジンルームを見てもらった。

するとメカニックいわく「オーバーフローだね」

「???」2人とも「???」である。

キャブのトラブルとしてパーコレーションは知っていたが、オーバーフローという言葉はそのとき初めて聞いた。

メカニックは、ガラス張りのキャブフロート室を指差して、

「ほら、フロートより上にガソリンがいっちゃって、フロートが浸かっているでしょ。本来は、フロートがガソリンに浮いているのが正常なんですよ。こうなっちゃうとガソリンが濃くなりすぎてエンジンがかからない」

といいながら、フロート室のガラス窓を留めているネジを緩めて、ガソリンを排出した。

それで、フロートとガソリン量の関係は正常に戻り、何事もなかったようにエンジンがかかり、そのまま走って帰宅することができた。

その後、修理工場で見てもらったところ、フロートリンケージの変形があり、何かのきっかけでフロートがフロート室内に引っかかってしまっていたとのこと。

ところで、フロート室が外からチェックできるガラス張りというのは、このローレル以外にこれまで見た記憶がない。

いや、記憶違いでガラス張りはキャブ横の燃料フィルターで、キャブは点検口を開けたので中のフロートが見えたのであって……かなり記憶がごっちゃになっているのかもしれない。

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