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#CAR 想いでの車〜ローレル04

0492幼馴染の乗っていたローレル話の続き。

悪路を走っても、ソフトで大きなうねりではグラッとはくるが、不快な突き上げなどはなく、「さすが、ヨンバラは違うな」という好印象を持った。

同時代のローレルと同じクラス、すなわちマークII、スカイライン、ブルーバードUなどに比べると、パワー面ではともかく、もっとも軽快に操れるクルマがローレルだった、と思う。

この幼馴染のローレルと前後してブルーバードUも体験したが、同じメーカーのクルマとは信じがたいほど荒く重ったるい印象だったのを覚えている(個体差だったか?)。

ブルーバードUはグラスエリアが小さく、インパネが大型化してドライバー側にグンとせり出していたことが、より助長していた。

くどいようだが、初代ローレルはホントに視界のいいクルマだった。

ダッシュは低く、その直前のワイパーからボンネット先端までスッキリと見通せた。リヤも同様、バックするときに、ホントに楽なクルマだった。

このクルマで、幼馴染とよく東京郊外のプチ林道コースを走りに行った。

ヤレたノーマルサスにコラム3速で、よくまぁ走ったものだと、今は感心する。

足回りは、そんな暴挙に耐えるすばらしいデキだったのだろう。

最低地上高も、実用上はカタログ値以上に余裕があったと思う。

そんなある日、雨上がりの林道走破中に、ぬかるみでスリップしてフロントを雑木林に突っ込んでしまった。

幸い2人とも怪我はなく、クルマも大破はしなかったが、左フロントコーナーがバンパーもろとも大きく凹んでしまった。

その結果、ホイールハウスが大きくへしゃげて内側に食い込んだフェンダーとタイヤが当たってしまい、ハンドルが切れなくなってしまった。

ほかにクルマなど通りそうもない人里離れた雑木林の中の林道。さぁ、どうする。

もちろん、当時はケイタイなどないから、その場でJAFを呼ぶことなどできない。

10分ぐらい、2人で考えた。

……結局、

フェンダーとタイヤの間に、車載のパンタジャッキをかませて支え、ぐりぐりとハンドルを回してジャッキが開く力でひしゃげて入り込んだフェンダーを何とか外側に押し戻したのである。

それで、何とかハンドルは切れるようになり、一目散で(再びクラッシュしないように注意しながら)その場を立ち去った。

そんな名誉のキズを負ったローレルは、車検が切れる時期が近かったこともあり、フェンダーも修理することなく幼馴染の元を去り、廃車されてしまった。

その数ヵ月後、幼馴染はラリーカーベースとして十分なスペックを備えた国産クーペを購入した。

ともかく、古いクルマでもキャブ事件のように原因は些細なこともありそれなりにメカを解っていて対処すればナンとか走れるし、万一何か起こってもフェンダー事件のように知恵を絞れば何とか急場をしのげるものだ、といろいろ教えてくれたクルマだった。

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