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#CAR 想いでの車〜コロナ(1)

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トヨタのミドルセダン、コロナは、トヨペット・コロナとしてスタートした。

現在はプレミオがトヨタ車内のポジションとマーケットを引き継いでいる。

我が家でのマイカーとしての歴史、あるいは自分で運転したりなどの何らかのインプレッションを語れるのは、2代目から10代目まで。すなわち初代と最終のコロナ・プレミオを除いたモデルになる。

我が家のマイカー史の1/3あるいは1/4は、何世代目かのコロナが占める。

まず、最初は2代目コロナ、PT20のピックアップから始まった。

ピックアップはトラックのことを指す呼び名だが、我が家で乗っていたピックアップは4ドア+荷台。現代に通用する呼び方ではキングキャブになる。当時はダブルピックと呼んでいたのではなかっただろうか。

調べてみたらPT20のピックアップは、「コロナライン ピックアップ」というのが正しいようだ。

さて、2代目コロナのピックアップは、都落ちした父が会社からあてがわれたクルマだった。

だから、本当の意味のマイカーではないのだけれど、ほとんど毎日、通勤・商用・帰宅後や休日の自家用として乗っていたのでマイカーも同然だった。

当時、コロナはすでに3代目RT40がデビューしていて、街で見かける台数もそこそこ多かった。反面、セダンも含めてPT20は路上遭遇率はあまり高いほうではなかった。

コロナは、BC戦争というフレーズまで生み出したほどのトヨタの看板車種に育つが、PT20まではあまり売れているクチではなかったのかもしれない。

PT20はリヤウインドを逆ソリにストンと切り落としたクリフカットデザインが特徴的だったが、ダブルピックはさらにリヤシート直後でルーフを切り落としたようなカッコをしている。リヤウインドから後ろは無蓋の荷台だ。

前は乗用車、後ろはトラック。

ドアはセダン同様に4枚あるものの、リヤシートは4ナンバーバンと同様に前進した位置にしつらえられていて、大人はもちろん子供でも窮屈でショボイ居住性しか与えられていない。

現在コンパクトと呼ばれるクルマたちは、4メートルそこそこの全長でもそれなりに大人が座れるリヤシート空間を持っている。フィットなどは、足も組めるのではと思わせるほど広い。

それらに比べて、当時のコロナは1.5リッタークラスのクルマとはいえ、背筋を伸ばしきちんと両足を揃えて乗ることを強要されるほどリヤシートは狭かったのである。

それより狭いピックアップ。

しかも、荷台がリヤシート分削られているとはいえ素性は荷物を運ぶためクルマである。

当然リヤスプリングは硬く、狭さに加えて乗り心地も最悪なリヤシートだった。

荷台はといえば、整理ダンス二丁を立てて載せられるかどうかといったほどの奥行きしかない。

子供心に、「荷物、人間のどちらを乗せるのも中途半端なクルマだなぁ」と感じたものである。

いずれにしても、都落ちする直前まで乗っていたセドリックとは比較にならないクルマだった。

ダブルピックは、今もハイラックスや軽自動車のいちぶなどにラインアップはある。

が、当時は、セダンとコマーシャルの中間、過渡的な種類のクルマとして子供心に印象が残っている。

それはそれで、子供心には納得できた。

何しろ、マイカー元年前夜のこと、家庭での専用車を誰もが所有するにはまだキツイ、クルマを買うには家庭用と商用の両方でというイイワケが必要な時代だったからだ。

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